緊急避妊ピルは予定していない、望まない妊娠を防ぐことが出来ますが、その確率はもちろん100%ではありません。失敗してしまった場合、原因はなんだったのか、その後どうしたのかについて具体例をまとめました。

高用量ピルに分類される緊急避妊ピル、飲酒してもいい?

緊急避妊ピルは性行為後72時間以内に服用を開始することで高い避妊効果を得ることができる避妊薬で、他のピルに比べると含まれる女性ホルモンの量が多くなっています。ピルには含まれる女性ホルモンの量によってその種類が異なってきますが、緊急避妊ピルは高用量ピルに分類されます。高用量ピルの特徴は、先にも述べたように含まれるホルモン成分の量が多いこと、そしてその分強制的に子宮内の環境を変えいくことができるという点です。卵子が精子と受精するのを防ぎ、さらには子宮内膜を生理の時のように剥がし落としていく効果もあるので、結果的に望まぬ妊娠を避けることができるのです。
緊急避妊ピルのような高用量ピルは効果が高い分、副作用が強く表れる傾向にあります。代表的な症状を挙げるとすれば頭痛や吐き気、腹痛といったものですが、これらの症状は早い人で24時間以内、長くても数日程度で自然に収まっていきます。この副作用の症状で気を付けていきたいのが、服用後3時間以内に起こる嘔吐や下痢の症状です。服用直後でこれらの症状が起きてしまえば、せっかく服用したピル成分が十分に吸収される前に体外に流れ出てしまいます。それだと避妊効果を十分に得ることが出来ないので、避妊率も下がってしまうのです。
緊急避妊ピルを服用している時、飲酒に関しては制限はありません。飲酒によって避妊効果に影響がでることもないので、極端な例を挙げれば緊急避妊ピルの服用直後に飲酒をしても何ら問題はないのです。
ただ、あまりに過度の飲酒によって嘔吐、下痢の症状が出てしまうと前に述べたような危険性もあるので、飲酒の量に関しては自分で調節していく必要があります。よりリスクを減らすためにも飲酒の量はいつもよりも控えていくと安心かもしれません。